ぼくにとっての親父のアルツハイマーはじまりの日

「なにごとも気にしない」が口ぐせの親父が、アルツハイマーになりました。

そんな親父とぼくと家族の7年前から今に至るまでを、備忘録としてこのブログに残そうと始めてみました。文才ないのでいろいろ大目に見てもらえるとありがたいです。

さて、みなさんの身近なところでアルツハイマーを患っておられる方はいらっしゃるでしょうか?ぼくの周りでは、祖母の晩年に認知症の症状が見られたり、親父の姉がアルツハイマーで闘病していたりと、近いところで意識していた病気ではありました。

ですが、おそらくみなさんの多くがそうであるように、まさか自分の親がアルツハイマーになるとは思ってもみませんでした。

はじまりの日はいつものアポなし訪問と共に突然やってきた

親父に最初の異変を感じた2013年当時、親父は60代半ばでぼくは30代半ば。外壁などの建設関係の仕事を個人で請け負っていた関東のとある県在住の親父と、フリーランスでの活動に行き詰まっていた東京在住のデザイナーのぼく。

季節は夏、とある平日の午前中。いつものように時間を持て余しながら、免許の更新のため警察署へ向かう準備をしていると親父から電話が。

親父「今、〇〇(僕が住む東京の街)にいるから飯食うぞ。」

ぼく「え!あ、わかった…。」

この会話に違和感を感じる方も多いかと思いますが、親父は基本的にアポなしがモットー。親父世代にはそういう人多いかもしれないけど、これが頻繁だとなかなかしんどいこともありまして…

大学時代はもちろん、社会人になってからも合鍵を渡していたものだから、彼女といる時にいきなりドアが開く…、徹夜仕事で疲れて帰り真っ暗な部屋のベッドに飛び込もうとしたら親父が寝ている…、なんか部屋に誰かがいた形跡がある(お菓子のゴミが散らかっている等)…なんてことはよくあることで。

まあ、とにかく自由で「なにごとも気にしない」人なわけですが、そういうタイプの人の周りには人一倍気を遣う(遣える)人がいるからこそ成り立つのが世の常です。はい、もれなくぼくは完全なる“気にしい”で“気遣い”の人になりました(それだけが理由ではありませんが…笑)

親父と合流して街の洋食屋さんでランチ。確か親父はカニクリームコロッケ食べたっけな。へー親父カニクリームコロッケなんて選ぶことあるんだ、って思ったくらいで特に違和感を感じることもなく。

そのあと、近くの喫茶店でコーヒーを飲もうということに。そこで一時間くらい、近況報告などいろいろ話をしました。そんな何気ない会話の中で…

親父「今日はこの後どうするんだ?」

ぼく「免許の更新の期限が迫ってるんで、〇〇警察署に行ってくるよ。」

親父「そうか、免許切れたら大変だもんな。」

このやりとり、一時間のあいだに5回ほど繰り返されることになります。駅で親父を見送った後、とてつもない、ものすごい不安に襲われました。

もしやこれって…いや、そうだったらどうしよう…

ぼくの仕事がうまくいっていなかったこの頃、親父はいつも仕事で東京に来たついでとか言っていましたが、ぼくの様子が気になってぼくのところへ立ち寄っていたのは明らかでした。

けど、そんなことを親父は言いません。口ベタな親父と、親父に気を遣いすぎるぼくなので、うまいこと噛み合いもしません。

ただ、誰より親父を尊敬していて大好きなぼくですので、ここから自分のことそっちのけで、親父の病気かもしれない状況についてどうすればいいのか日々悩む生活が始まります。

今日はこのあたりで…

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